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リビングの窓から出入りがしやすいようにタイルテラスを設置。
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奈良市でタイルテラスとエクステリア工事の事例をご紹介します。今回は奈良市にお住まいのK様の事例です。
K様が今回のタイルテラスとエクステリア工事に至ったキッカケは「土のお庭でドロドロになる」という事と、「リビングの窓から庭への段差があり、庭に出る気にならない」「庭と駐車場への動線がフェンスで塞がれているので不便」ということでした。
子供さんと夏にプールをすると、土のお庭なのでドロドロになるといったこともあり、今回のリフォーム工事に至りました。
K様が弊社を知って頂いたのは、ご実家のお母様からのご紹介でした。ご実家の方は私の父の代からお世話になっており、何度か工事させて頂いており、この度、娘様のお家のお庭を工事させて頂くことになりました。→ご実家の施工事例
K様が日常からお悩みだった状況とは…
1.お庭が土の状態でドロドロになる
2.リビングから段差があるので庭に出る気になれない
3.庭から駐車場への動線がなく不便
4.雨が窓から吹き込む
5.夜になると庭が真っ暗になる
などといったことがありました。雨のあとのお庭や、プールをするとドロドロになり、プールを洗うのも大変でした。同時に草引きも大変で、水はけも悪く庭の土からはコケがドンドンと生えてきていました。
お庭に行くにはリビングの窓から出るか、玄関側からぐるっと回らなくてはいけない状況で、リビングの窓からは段差があり子供さんと外へ出るには「よっこいしょ」と段差を降りなくてはいけません。
そのワンアクションがある事でせっかくあるお庭のスペースに出る気が無くなるという事も良くある話です。
また、駐車場からお庭への動線はフェンスで塞がれており、大きなお荷物を車から出したり車に積んだりするのも玄関から回らないといけない状況でした。
K様に上記の様なお話を伺いお悩みだった状況を改善する為、3つのパターンをご提案させて頂きました。
設計時でのご提案内容
K様と話し合い、一つひとつ解決の道筋を計画していきました。
土のスペースを減らすようにしていき、同時にタイルテラスで高さを上げて作る事でリビングからの段差も解消することができます。
その為、リビングの掃き出しの窓の前は全面的にタイルテラスで覆ってしまうようなご提案をさせていただきました。
駐車場からお庭への動線を作る為、一部分のブロックを取り外し出入りが出来るように門扉を取付けるご提案をさせていただきました。そうすることで、お庭からすっと駐車場に出入りすることが出来るようになります。
また、雨が吹き込むという事も考え、テラス屋根を取付けるご提案をさせていただきました。
K様とお話し、タイルテラスが完成したら、タイルテラスでプールをするということで、道路からの目線も塞ぐよう目隠しフェンスもご提案させていただきました。
子供さんとプールをしていて、ママさんは椅子に座ったりしていると歩行者の方からも目が合わなくなり過ごすやすくなります。
夜お庭が真っ暗で防犯上も良くないのと、足元が見えないという事でポールライトを1本設置するようご提案。
K様と何度か打ち合わせを重ねて、全体の計画を考えつつも後でロスが出にくいように計画をしました。今回はコストの面もあり、タイルテラスの下の土のスペースはそのままにしておくお話でまとまりました。
K様のお庭の具体的な解決法とは…
ミッション1.タイルテラスを作って出入りのしやすいお庭を作る

リビングの窓の前には濡縁を置かれていました。固定されておらずガタガタと動くということもあり、出入りの際は危険でした。
リビングから出て少し広めにタイルテラスのスペースを作る事でリビングの延長線のような空間が出来ます。また、プールもタイルテラスの上で出来るぐらいのサイズで計画しました。

ブロックでタイルテラスの躯体を作ります。コンクリートを打つ際、建物外壁や窓が汚れないように養生。

エクステリアでテラス屋根も取付けました。テラス屋根の排水は地中に埋設して配管しました。そうすることで、屋根に降った雨が土の庭へ流れるといった事がなくなり、少しでもドロドロになるのを軽減させることができます。

躯体が出来てからタイルを張って完成です。
今までリビングの窓からお庭の高さまで45cmから50cmほどあったのが、10cmほどの段差になり出入りがしやすくなりました。
また、出幅を子供さんも広めにとったので窓からドンっと子供さんが落ちるなどといったことも防げます。
テラス屋根も取付けて雨の吹込みの心配もなくなりました。テラス屋根にはパネルが付いているので、リビングへの暑さも軽減でき、エアコンの効きもよくなります。
気候のいいときは雨の日でも窓を開けて過ごす事ができるようになりました。
完成してからは、お子様が一人で庭に出ようとしても段差が軽減できている分安心できるという事と、実際に一人でお庭に出ていくようになった(笑)ということでした。
お友達が来られた際もテラスで一緒に遊んだりもできますね(^^♪
K様も段差が解消でき、少しでもドロドロになるスペースが減ったことでお庭にでる機会が増えたそうです。
ミッション2.駐車場から庭への動線を作る

駐車場からお庭に入ろうと思うと、フェンスを乗り越えないといけない状況でした。玄関は駐車場からぐるっと回った位置にあるので、たくさんお買い物をされたり、キャンプなど荷物の多いお出かけの際はリビングから車のトランクにドンドンと荷物を積み込めると楽です。
K様とお話し、大きな荷物を入れたり、お友達が来た時にお庭で遊べるように駐車場からスッと出入りが出来るようにされたいということもあり動線計画を考えた上で設計をしました。
更に、タイルテラスを作る事で目線の位置が上がる為お庭で過ごしていても道路から丸見えの状態になります。
そのような点も考慮し、目隠しフェンスの取付けも同時にご提案させていただきました。

出入り口になる箇所は一部ブロック塀を取り壊し出入りしやすいように高さを下げました。残りの箇所はブロックを2段足し、タイルテラスの高さに合わせて高さを上げました。

出入り口になる箇所は高さを下げるためにブロックを1段外したので、そのままにしておくとブロック天端の壊した状況が見えてしまい見た目もよくないので、お庭の高さと調整することも加えてブロックの上にレンガを積んでしまいました。
こうすることで、リフォームした感じが分かりにくくなり、あたかも最初からこの形でしたという状況を作れます。

出入りできるスペースが出来てから目隠しフェンスを取付けました。これで、お庭への目線も塞ぐことができます。
出入りのスペースは防犯面も考慮し片開きの門扉を取付けました。

お庭で過ごしていても道路からの目線が入らないと気兼ねなく庭を利用することができます。大きなお荷物も出入りがしやすくなったことで入れやすくなりました。
更に、急な来客で家の中が片付いてない…なんて時もお庭のスペースで過ごす事もできます。お友達が来られた時などは、車を停めて庭に入ってもらい、一緒にプールをしたりもできるようになりました。
門扉を開けると一歩目は土の状態ではなくコンクリートを打ちました。なぜこのようにしたかと言うと、コンクリートを打つことで出入り口の一歩目の箇所が安定するので、万が一ヨロっといってお怪我をされる…といったこともなくなり安全に利用して頂けます。
お客様に「出入り出来るようにしてください」と言われて、ただ出入り口を作るだけなら誰にでも出来るかもしれませんが、このように安全面や使い勝手まで考慮して、「いかにお住まいの方があとで不便が無いようにご提案できるか」までを考えるのがいろは造園の仕事です。
ミッション3.センサー付きの照明で防犯と夜も過ごしやすくする
夜は道路の街灯だけではお庭が真っ暗で危険という事でした。防犯上も良くないので、K様とどのあたりに照明があるのが一番便利かということを話し合いながらポールライトを設置する位置を決めていきました。

最終的に一番良く使う駐車場への出入り口横に取付けました。
そうすることで、出入りの段差も見えやすくなり、庭も照らすことが出来ます。タイルテラスにも明かりが届くので、リビングからの出入りやタイルテラスから庭に降りる階段もポールライト一つで安全が確保できました。
また照明がある事で夜の防犯面もよくなり、明るさセンサーまで付いているので、スイッチの入り切りが全く必要なくなります。
お仕事やお出掛けの際に、夜遅くにお帰りになられてもライトがセンサーで点灯しているので安心感もあります。ライトが点いていることで防犯上もよくなります。
K様からのお声・完成して暮らしてみての感想

※K様には目隠しでならお写真OKをいただいております。(K様すいません(;^ω^)黒線で目隠しはよくないのでサングラスで…)

というお声を頂きました。
ご実家とK様と本当にお世話になり、ありがとうございます。工事中にお子様が窓から見られている姿が本当に可愛くて、監督してくれていました(笑)出入りもしやすくなり、これから益々お庭で過ごされる機会が増えますね!
ご実家も雑草対策が出来ているので、ご自宅とご実家と両方のお庭でお子様と過ごされて楽しいお時間にしていってくださいね(*^▽^*)
この度はありがとうございました!
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