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固まる土でお庭の雑草対策【奈良県 大和郡山市 O様邸】

更新日:2023年2月1日


ビフォー

雑草対策前の草が茂る庭

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雑草対策前の草が茂る庭

↓固まる土について動画でまとめてみました。


 

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雑草対策前の草が茂る庭3

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庭固まる土施工後


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雑草対策前の草が茂る庭2

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雑草対策後の砂利の庭2


 

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雑草対策前の庭

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雑草対策後の庭


 

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雑草対策前の庭2

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雑草対策後の庭2

 

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雑草対策前の庭3


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雑草対策後の庭3


 

固まる土でお庭の雑草対策をした事例をご紹介いたします。今回ご紹介するのは大和郡山市にお住まいのO様です。 O様が今回、お庭のリフォームに至ったキッカケは「庭の草引きと植木の管理が大変」ということでした。また、「草が茂りすぎて庭に入れない」ということと、「お体を悪くされていらっしゃるので庭の管理が出来ない」などといったこともありました。

立派な日本庭園で手入れは年間を通してずっとしていかないと、維持するのは難しいという状況でした。また、道路の方へも植木が茂っていき歩行者の方の傘が当たったり、見通しが悪いなどといった問題もありました。

O様と現状に対してどのような対策を取っていくかをご提案しながら話し合い、一緒に考えていきました。







O様が抱えられていた問題点


✅ 庭の草がドンドン茂ってきて庭に入れない

✅ 庭の草引きが大変

✅ 植木がドンドン大きくなって管理が出来ない

✅ 植木が成長し過ぎて見通しが悪く危険

✅ 成長し過ぎた植木が歩行者の歩行の妨げになる

✅ お体を悪くされておられ、庭の手入れが出来ない






設計時でのご提案内容

O様にお話をお伺いすると、立派な庭だがのんびり庭を見て過ごす事は無いということでした。お父様が生前作られたお庭ということで、想い入れもある為、残せる植木や石はそのまま残しておき、全体的に雑草の対策をしていくご提案をさせて頂きました。

草で測量に庭に入る事も出来なかったため、測量の前に一度草刈りをするご提案もさせて頂きました。 草刈りをし、庭の中に入れるようになり、残しておく植木は高木のみにされて、比較的落ち葉の少ない植木とお父様の想い入れがある植木だけを残されてはどうかとご提案させていただきました。

O様はお体を悪くなさっておられるということもあり、この先庭の管理も減らしたいということで、道路から見える箇所については、人目に付く箇所という事もありますので、雑草対策をしながら少しデザイン的にしました。

お庭の中については特に誰からも見えないので、雑草の対策さえできれば問題ないということでした。石組がある立派なお庭でしたので、石組の中の植木だけ残して、下は掃除がしやすいように固まる土で雑草対策するようご提案しました。

石組の下の部分はお庭の雰囲気を崩さず、少しでもコストを抑えられるよう防草シートと砂利でご提案させていただきました。


O様に合った3つのプランをご用意させて頂き、最終的に「植木は一部だけ残し、あとは固まる土と砂利でお庭の雑草対策」というご提案をさせていただきました。







 


具体的にどのような方法で問題を解決したのか…?





1.なぜ固まる土でお庭の雑草対策をしたのか…

O様のお家は立派な日本庭園で石組の中は大きな植木がありました。


石組の中の掘削完了

落ち葉が比較的落ちにくく、根本の株数が少なく、想い入れのある木だけ残し、それ以外は全て撤去しました。一度全面的に土を鋤取っていきます。



庭の掘削中

同時に石組の下も一緒に掘削していきます。



石組の中の固まる土.jpg

今回、石組の中は固まる土で雑草対策をしました。なぜこのような方法をとったかというと、O様のお家では石組の中の植木はある程度残して設計しました。植木を残すという事は常緑の木であってもパラパラと落ち葉は落ちます。落ち葉が落ちた時に下が砂利だと掃除がしにくくなります。かといってコンクリートを打つと植木に水が回らず、植木が枯れてしまいます。



固まる土で雑草対策.jpg

そこで、固まる土の登場です。固まる土は水の浸透性もあり、植木の根本いっぱいまで固まる土を入れても植木は成長してくれます。また、掃除もホウキで掃くことが出来るので非常に楽になります。

このような理由からO様のお家の石組みの中の植え込み箇所は固まる土で雑草対策をしていきました。



防草シートを張る.jpg

石組の下には元々池が作ってありました。O様とお話し、「池も雑草だらけになっているので雑草対策をしてほしい」ということでした。雑草対策とはいえど、さすがに見た目の事もありますので、池の内部まで同じ砂利を使用すると味気なくなってしまうので、池の内部には那智黒石を使用しました。



那智黒石を入れる.jpg

防草シートを敷き、那智黒石を入れる事でコストは抑えつつも印象の良い枯山水のお庭となりました。水がある状態よりも掃除もしやすいので池の中についても管理が楽になりました。



石組の下の防草シート張り.jpg

石組み下の平面の箇所は全面的に防草シートを張り砂利を入れて雑草対策をしました。石の際などもびっちりと防草シートを張って、なるべく密閉してしまうことで雑草が生えにくくなります。



庭固まる土施工後2.jpg

これで、固まる土で庭の雑草対策ができました。雑草が凄くて立ち入る事が出来なかったお庭が掃除をしに入れるようになりました。











2.人目に付く箇所は少しデザイン的に雑草対策

雑草対策前の庭3.jpg

道路の際の植木が大きくなりすぎて、歩行者の妨げにもなっていました。車通りも多い場所なので、万が一歩行者の方に何かあっては危険です。この箇所は植木を全て撤去するという事になりました。人目に付きやすい場所なので、植え込み内を全てモルタルで埋めるだけでは味気なくなるという事もあり、少しだけデザイン的に雑草対策を行っていきました。



人目に付く箇所を掘削.jpg

植木を全て撤去し、土を掘った状態です。下地を入れる分の高さまで土を削り取ってしまいます。



デザイン的に雑草対策.jpg

このスペースは植木はないのでモルタルを敷き、那智黒石を埋め込んで少しデザイン的にしました。お家の雰囲気とも合いモルタルだけよりは面白みも出るのと、雑草対策は抜群によくなります。



雑草対策後の庭3.jpg

また排水性もよくなり掃除もしやすくなります。今回O様のお家ではばっちりな方法となりました。



ブロック塀に蔓延るツタ.jpg

ブロック塀に絡みつくツタです。こちらも大変な事になっており、お隣のフェンスにまで絡みついていました。



ブロック塀に蔓延るツタの撤去作業風景jpg

切りながらうまく剥がしていきました。



ブロック塀に蔓延るツタ撤去後jpg

何とか剥がすことができました。



袖垣の取付け後.jpg

玄関も来客時に見える場所になるので、元々の袖垣を新しくやり替えました。袖垣を付ける事で少し物を置いていても隠すこともできますし、目線が入りにくくもなります。

このように人目に付く箇所については少しデザインを入れて工夫しながらご提案させていただきました。







3.水はけが悪い状態を解消する

雨水の水はけが悪い状態.jpg

O様のお家では雨の後、水がビショビショに溜まっている状態でした。このようになる原因を辿っていくと、門屋の樋が壊れている事が分かりました。まずは樋を直しこれだけでも原因は対処できたのですが、、雨の時に流れ込んできた水を排水する箇所がないのか探していくとパイプが見つかりました。



雨水対策の排水パイプ.jpg

このパイプの先を更にたどっていくと土に埋もれた会所が出てきました。更にパイプの中に針金を入れてみると、針金は途中で止まります。完全にパイプは途中で詰まっている状態でした。これを改善すると雨水の排水能力が上がるので、O様とお話し、パイプの掃除と会所の掃除も行いました。



水はけ対策の雨水排水桝.jpg

会所の中もきれいに掃除し、水が流れるようになりました。これで、最初の原因だった門屋の縦樋から、排水パイプまで考えられる対処は全てとったので、雨水の排水が非常に良くなりました。

掃除完了後に丁度ゲリラ豪雨…ちゃんと流れてましたよ(^^♪よかった!



これでO様のお抱えだった問題点は全て解消しました。







お客様の声・感想

O様から「兄ちゃんほんまにやさしいな~。こんなにきれいになるんやったらもっと早くにお願いしとけばよかったわ」と喜んで頂けました。「また困ったことあったら頼むわな」と私の事を凄く慕っていただき本当に感謝しかありません。



このように、O様に喜んで頂いて、人様が抱えられている問題を解消するという私の使命に更に火が付きました。O様もお体の事もあり、庭の管理まで本当に大変だったと思いますが、これからは少しお庭を見て過ごす時間ができるといいですね!

またお元気にお過ごしな様子を見に伺いますね!

O様ありがとうございました!





 

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