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レンガで庭のリフォーム【奈良県生駒市 T様邸】

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リフォーム前の庭


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リフォーム後のレンガの庭

 

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リフォーム前の庭

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リフォーム後のレンガの庭2

 

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リフォーム前の草だらけの裏庭

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リフォーム後の防草シートの裏庭

 

レンガで庭のリフォームをした工事をご紹介致します。今回ご紹介するのは奈良県生駒市 にお住まいのT様です。T様が今回のお庭のリフォーム工事に至ったキッカケは「庭の草引きが大変」ということでした。玄関前については来客時に見えるということもあり、草が生えてきては抜くという繰り返しでした。裏に広いお庭があるが、子供さんももう庭で遊ぶ年齢ではなく、奥様もお忙しくお庭は全く使わない状態でした。「ただ草引きだけをしないといけない状況になっており大変」という事もあり今回のお庭のリフォームに至りました。T様と現状のお悩み事に対してどのような対策を取っていくかご提案しながら話し合い、一緒に考えていきました。








T様が日常からお悩みだった状況とは…

1.出入りの度に目に入る前庭の草引きが大変

2.隣の森からの落ち葉が雨風で庭に落ちてくる

3.裏の広い庭は全く使っておらず、ただ草引きだけをしないといけないという状況だった

4.枯れた木などが散乱していたため手の付けようがない



などといったことがありました。出入りの度に目に入る雑草を見ると「あ~そろそろ草引きしないと…」とストレスになるという事もありました…T様のお家は隣が森で、大きな木がたくさん生えています。雨や強風で全てT様のお庭に落ち葉や枝が落ちてくるという事もありました。また、T様のお家には駐車場がなく、車も家の前までは入れないという状況の為、資材の搬入搬出が大変ということや使用できる素材も限られてきてしまいます。

また、坂道に建っているお家なので、裏に広いお庭があるのですが、階段を下りないと庭にいけないということもあります。T様は今現在は全くお庭は使われておらず、ただ草引きだけをしないといけないという状況だったそうです。T様に上記の様なお話を伺いお悩みだった状況を改善する為、ご提案させて頂きました。






設計時でのご提案内容
玄関から裏庭を見下ろす

2階(前面道路と同じ高さなので、実質1階)が玄関とリビングになっている3階建てのお家で、玄関からこの階段を降りると裏に広いお庭があるという状況でした。


リフォーム前の草だらけの裏庭

降り切って庭を見ると横は森になっており、15mほどの木がたくさん茂っています。台風の後などは落ち葉や枝が庭中に落ちてくるそうです。ご自分の敷地ではないので、伐採したくても出来ないということもありました。

T様に今後のお庭の使い方などもお伺いすると「今のところ特に使う事は無い」という事でした。将来的にはどうかということも伺うと、「お孫さんが出来たらプールとかで使うかもしれない」ということでした。

表の庭については、玄関前で毎日ご家族の出入りの際や来客時に見えるという事もあり、少し雰囲気をよくされてはどうかとご提案させていただきました。

裏庭については上記の様な理由と、T様の使い勝手、将来の事を考えてご提案させて頂きました。T様のお家は家の前に車を付ける事ができず、階段もあるのでコンクリートなどは使用出来ない状況でした。後々の撤去の事も考えて、裏は雑草対策で防草シートだけを張るというご提案をさせていただきました。





T様のお庭の具体的な解決法とは…

ミッション1.毎日目に入るお庭はレンガでリフォーム



リフォーム前の庭

玄関前で毎日出入りの度に見える箇所は雰囲気をよく雑草の対策をしました。現状の植木は残せるものは残しました。



庭工事途中下地

草を刈り取り、土を撤去します。その後、下地を搬入。車は玄関を出て、坂道を30mほど上り階段を数段上った場所にしか停められないので、搬入も搬出も相当な労力です…



レンガの庭

今回T様のお家では建物側から外側へ排水を取りました。最終的に現状のブロック塀の際でスリットを作りここに排水を流し込み自然排水で浸透させます。以前は土の状態だったので、これでお庭の水はけもよくなります。



ブロックとレンガの隙間防草シート

スリット箇所については防草シートを張り、砂利を入れていきます。防草シートは透水性があるので、雑草の対策も兼ねて敷いておく方がこういった箇所でも雑草が軽減できます。

モミジの木は残しておきましょうということで、円形サークルを作りました。区切りをつけておくことでレンガの上に土が流れ込みにくくなります。



建物際のモルタル

レンガの転圧が完了し、建物の際の箇所だけレンガを入れる厚み分が取れなかったのでモルタルで埋め込みました。厚みが取れればレンガを入れる事もできましたが、レンガが入らないという状況に合わせ写真のようにモルタルで埋め込みました。



リフォーム後のレンガの庭

これで、玄関前は完成です。花壇の塗装なども検討しましたが、今回はそのままでということで、雑草対策のみ行いました。無事にレンガでお庭のリフォームが完成しました。







ミッション2.落ち葉掃除も出来るように雑草対策



リフォーム前の草だらけの庭

裏庭に関しては、制約が非常に多く、①生コン車が入れないのでコンクリートは使えない。②車の距離が遠いので搬入・搬出が大変。③階段を下りた箇所に裏庭があるので搬入・搬出が大変。④森からの落ち葉がすごいので掃除をできるようにしておきたい。といった事がありますので、使える素材が限られてきます。

T様といろいろ話し合い最終的に裏庭に関しては、「防草シートのみで雑草対策をしましょう」というご提案をさせて頂きご採用頂きました。



防草シートとレンガ

草刈りをし、デコボコだったお庭を一旦整地しました。土はある程度削っているので、掘った土は全て処分しました。搬出は相当大変でした。そこに防草シートを庭全体に敷き詰めて土が見えないようにしていきます。家の角の箇所までは「階段の上から見えるので」という事もあり防草シートの上にジャミを入れました。見える箇所だけでも見た目をよくしていきます。砂利を入れない箇所との区切りをきっちりと取っておく為にレンガで見切りを付けました。



リフォーム後の砂利と防草シートの裏庭

手前の通路箇所だけはジャミを入れ、奥は防草シートを露出処理にしました。そうすることで、落ち葉の掃除もしやすくなります。また、石やレンガなどを使用すると、土を掘る量が増えるので残土の搬出量が倍になったり、石やレンガの搬入だけでも労力がかかりコストが上がってしまいます。

何より、今現在は作ったところでお庭は全く使用する事が無いという事でしたので、後々作り替える時に撤去もしやすいように砂利も入れずというご提案をさせて頂きました。



防草シートのピンとレンガ

ここで工夫した箇所は写真上部の防草シートを露出処理した箇所については長いピンを使用し、円形の部材を取付けました。このようにしておくことで、強風の時にも飛んでいかず、ピンで開けた穴から雑草が生えてくるという事も防げます。砂利を入れる場合は重り代わりにもなりますので、写真下のように普通のピンを使用し、強力粘着テープで留めておけば十分です。



物置の下の防草シート

物置の下も防草シートを張れるところまで張っておきました。少しでも雑草が生えにくいように土を密閉していきます。



裏庭リフォーム後の防草シート

これで、T様のお家の裏庭も完成です。砂利が入っていると森から落ちてきた落ち葉の掃除もしにくくなり、また搬入も大変です。将来、お孫さんの為に庭を作るとなった時も砂利があると搬出だけで大変なことになります。「せっかくお金をかけて作った物を、またお金をかけて撤去となると勿体ないのではないか」という将来のことも考えながらご提案させて頂きました。T様にも喜んで頂けて良かったです。






T様からのお声・完成して暮らしてみての感想


T様直筆のお客様の声


とT様にお喜びの声を頂きました。T様のお話をいろいろと伺っているうちに、私も何とか力になりたいという想いが湧き打ち合わせを重ねさせていただきました。T様からも「もっと早くにお願いしておけば今まで苦労しなくて済んだのにね」と喜んで頂きました。

また、私でお力になれることがあればいつでもおっしゃってくださいね(^^♪

T様ありがとうございました!


 

奈良・京都南部で新築外構工事・外構リフォーム・庭のリフォーム・造園工事・雑草対策など外構・お庭でのお困りの事がある方は【いろは造園】までご相談ください。


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