【準備編】防草シートを使ってDIYで雑草対策をする方法

最終更新: 2019年6月30日

こんにちは。いつもニコニコいろは造園の西原輝です。




お庭の雑草は「伸びないで!」と言ってもドンドン茂ってきますね。新築でお家を建てられて、最初は真砂土だけのお庭で1年したら「思ってる以上にお庭から草が生えてきて…」なんて方も多いかと思います。


また、「バサッ」と抜ける雑草もあれば、抜こうとすると「ブチッ」と、ちぎれてしまう雑草もあります。


いずれにしても雑草を抜くのって手も痛くなるし、指も痛くなりますし、夏場は汗もかきますし、蚊にもさされるし…抜いてもまた来週生えてきてるんですよね…


お仕事しながら、子育てしながら、庭の草引きは本当に大変です…





そこで、今回は体力さえあれば、ご自分でもできる防草シートの張り方をご紹介いたします。

防草シートを張っておくだけで本当に人生が変わったかのように草引きが楽になります。


初心者の方でもこれさえ押さえておけばという、防草シートを張る時のポイントもご紹介していきますのでご覧ください。









なぜ、抜こうとするとブチっとちぎれる!?

防草シートを張る前にまず知っておいていただきたいことがあります。


ご存知の通り雑草にも種類があります。


前述でもお話させていただきましたように、「バサッ」と抜ける雑草と、抜こうとすると「ブチっ」とちぎれてしまう雑草があります。

これって何の違いだと思いますか?



雑草の増え方は大きく分けて2種類に分かれます。




①種で繁殖


②根っこで繁殖




という繁殖方法です。(ツタやランナーで増える物もあります)


種で増える雑草は比較的草引きがしやいイメージがあります。


もちろん抜けにくい物もありますが…なぜ比較的抜けやすいかというと、1本1本の草から出ている根っこに関係性があります。


種で増える雑草はほとんどが1本の草から1つの根っこが出ています。



②の根っこで繁殖する雑草(地下茎)は、実は隣から同じ雑草が出ているとかなりの確率で根っこが繋がっているんです。


それがなんと横に生えている雑草だけでなく、庭中でつながっていることがほとんどです。

ということは、地下茎の雑草を抜こうと思ってもほとんどの根っこが繋がっているので引っ張っても抜けないのです…。でも、引っ張るとどうなるか、ブチっと千切れてしまうわけです。


この地下茎の雑草が実に厄介なわけです…


代表的な物として、


スギナドクダミチガヤ などがあります。


これらがお庭に生えているという方は、必ず次の項目を読んでから防草シートを張ることをオススメ致します。









防草シートの種類を間違えると失敗の可能性!?


ここかなり重要です!ここを間違うとせっかくの苦労が水の泡になる可能性があります。

せっかく道具や材料を用意して、貴重なお休みのお時間に苦労して防草シートを張ったのに、1年後にやり直しになると勿体ないですよね。

失敗しない為にも是非ご確認ください。



防草シートにはいくつかの種類があります。


ホームセンターなどで売っているすごーくお安い物もあれば、お値段が3倍以上する物もあります。何が違うの?ということですが…


まず、ホームセンターなどで売っている物は織布と呼ばれる素材の物がほとんどです。

黒くてビニールっぽい物を編み込んである物です。

比較的お値段はお安く手に入れる事が出来ます。



この織布の防草シートのデメリットは地下茎の雑草が突き破ってくるということです。



編み込んである防草シートですので、編み込みの細かい目から雑草が出てくるんですね…


スギナなんかが生えているお庭だと、1年もたたないうちに突き破って出てきます。「上に砂利を入れてれば大丈夫だろう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、砂利を入れていてもスギナは光を求めて出てきます。


それとともに、どうしてもお安い防草シートは耐久性が落ちてしまいます。日光に当たった状態にしようものなら更に耐久性は落ち、ビリビリにやぶれます。





織布の防草シート

メリット

価格が安い、広い面積に使用する場合はコストが抑えられるのでおすすめ、ホームセンターで簡単に手に入れられる


デメリット

耐久性が悪い、地下茎の雑草は突き破って出てくる、日光が当たると更に耐久性は落ちる











どのような防草シートを使用すればよいのか…

もちろん状況やお住まいの方の考え方、面積にもよりますが、防草シートには多少の予算を掛ける方が長期的に見ても確実です。


一番安い物で数年おきにやり直すという体力自慢の方は問題ないかと思います。また、面積の広い畑で使用する場合などは織布の物でよいかと思います。



が、1回防草シートを敷いてしまえば何とか10年は持たせたいとお考えであれば、防草シートには予算を掛けた方が正解でしょう。



具体的にどのような防草シートを使用するのが長持ちするかというと、圧倒的に不織布の防草シートを使用する方法が耐久性が上がり、雑草が防草シートを突き破る心配が無くなります。


不織布とは、読んで字のごとく織っていない布を指します。 繊維を織らずに絡み合わせた物が不織布防草シートとなります。 海苔や和紙の構造をイメージしていただければわかりやすいと思います。


隙間が無い分、雑草も出てきにくくなります。

ただ、不織布のデメリットは織布の防草シートに比べてお値段が高い!

という事です。




→不織布の防草シートを張った事例。



不織布の防草シート

メリット

雑草が防草シートを突き破るといった現象を解消できる。耐久性がよく、長持ちする。


デメリット

織布に比べて高価な為、広い面積を施工するとコストがかかる。







不織布の防草シートを張っていれば大丈夫という間違い


ここまでご説明させて頂いて、「不織布の防草シートさえ使っていれば雑草が突き破る心配はない」という事はなんとなくお分かりいただけたかと思います。



それは間違いです。



実は不織布の防草シートにも種類があります。


ここからは更に具体的に…


今までたくさんの防草シートを施工し、扱ってきた中で私がオススメする防草シートは



「ザバーン」防草シートです。繊維が太くて強度は抜群です。スギナやチガヤといった貫通力の高い植物も抑制します。


更に、透水性も抜群に良いため、雨水のはけもよいですし、植木に液体肥料を上げる事も可能です。


更に更にザバーンは耐久性にかなり優れています。常に紫外線にさらされる場所でも長時間劣化に耐え、砂利の下など日に当たらないように施工した場合は相当な耐久性を発揮します。


土壌汚染や環境に影響する化学物質も使用していないので、環境にも優しい優れものです。




しかし!


ここで重要なのが、先ほどお話してました、「不織布のザバーン防草シートを使用すれば雑草は突き破らない」という点ですが、突き破ります。


実はザバーン防草シートの中には


®136

®240

®350



という種類があるのです。

→ザバーン紹介ページ(Green Field)



数字が大きくなれば防草シートの厚みが分厚くなります。小さくなれば薄くなります。


これを知らずに「ザバーンなら大丈夫!」と思って®136番を買うと地下茎の雑草は突き破って出てくる可能性がグッと上がってしまいます。


もし、あなたのお家に地下茎の雑草が生えているという場合は®240以上を使用するようにしましょう!そうすることで、地下茎の雑草が防草シートを突き破って出てくるといった事はほぼ無くなるでしょう。

(®350になると更に耐久性や効果は増します。分厚い分少し施工は難しくなりますが)





→防草シートの上に人工芝を敷いた事例







防草シート以外に準備しておくべき道具

ここまでお読みいただいて、防草シートの準備はばっちりかと思います。

準備編の最後に「どんな道具が必要なの?」という疑問にお答えしたいと思います。

あれば便利という物も記載しておきます。




・軍手(安全の為必須。グリップありでもなしでもOK)

・草刈り機(思っている以上に草が茂っている場合。背丈の低い草だけの場合は不要)

・掃除道具(ホウキ、塵取りなど)

・スコップ(先が尖ったものと、四角い物2つあれば便利。土が掘れたらどちらでもOKでが土が固い場合は尖ったスコップをおすすめします)

・土のう袋(掘った土を処分する為に袋に入れる。もしくはトラック等に積み込む)

・一輪車(掘った土をトラックに積む場合はあると便利)

・防草シート(ご自分のお庭の雑草の種類を見てお決めください。ザバーン240以上がおすすめ)

・防草シートを留めるピン(上に砂利を敷く場合も留めておく方がよい。5寸釘やホームセンターの物でもOK)

・粘着テープ(ザバーン用接続テープが強くてオススメ)

・トンカチ(ピンを留めるために必要)

・カッターナイフもしくはハサミ(防草シートを切る為)

・砂利(上に砂利を入れる場合)


道具だけでなく、材料も同時に書いてしまいましたが…

上記の物があれば防草シートを敷くことは可能かと思います。








まとめ


・地下茎の雑草が庭にあると一気に繁殖し、抜くことは難しく、ちぎれる。

・地下茎の雑草がご自分のお庭に生えていないかしっかり確認する。

・防草シートには織布と不織布という種類がある

・不織布の防草シートを用いる方が耐久性がよく、雑草が突き破る心配がない

・不織布の防草シートの中にも種類があるので、地下茎に対応させようと思うと®240以上を使用する

・防草シート以外にも準備するものが必要

いかがでしたか?なんとなくご自分でも出来そうな気はしてきましたか?

今回は防草シートを使ってお庭の雑草対策(準備編)として書かせて頂きました。


ご自身のお庭の状況をしっかりと見て、雑草対策をしましょう。

草引きから解放される事で気持ちも楽になり、今までは草引きをしないといけなかった時間がご家族でゆっくり過ごせる時間に変わります。

雑草対策をするだけでそんな風に幸せなお時間が増えたというご家族を私は何組も見てきました。そんな幸せなお時間を皆様に過ごしていただけると私自身も幸せな気持ちになります。




では、次回は【実践編】をご紹介いたします。

長文お読みいただきありがとうございました。







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