ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
この施工事例の動画です。拘った点なども書いておりますのでよろしければご覧ください。
【YouTubeチャンネル登録5万人/Garden Produce TV】
奈良県で植栽のあるお庭にリフォームをさせて頂いた事例をご紹介させて頂きます。
I様はハウスメーカーさんでお家を建てられて半年…
「そろそろお庭何とかしたいな~」とお考えでした。
ご新築後、実際にお住まいになられて
「思っていた以上に草むしりが大変…」という事を実感され、
「先週草むしりしたのに、また生えてきてる~!」
となられました。
そんな中、お母様にお庭のリフォームについてご相談され、弊社をご紹介頂きました。
では、実際に植栽のあるお庭にリフォームした内容をみていきましょう。
I様のお悩み事とご要望
I様は以下のような事でお悩みでした。
草むしりをやってもきりがなく草が生えてくる
庭を歩くと泥が靴の裏にまとわりついて、玄関までドロドロになる
裏のお家の窓からリビングにちょうど目線が入ってくる
植栽はしたいが、植物の管理がどこまで出来るか心配
草が茂っていてお子様がお庭に出たがらないので、お庭で遊びたくなるようなお庭にしたい
などと言った事がありました。
いろは造園からのお庭リフォームに対する、ご提案内容
実際にじっくりとI様にお話をお伺いさせて頂き、現状に対する問題解消の方法と、
今後どのように使っていきたいか、お過ごしになられたいか、
メンテナンスについてなどもご説明させて頂き、I様に合ったご提案をさせて頂きました。
草むしりを少しでも減らしてお子様が遊べるよう芝生を採用(芝生の種類を拘る事で芝刈の頻度も減らすことが出来ます)
泥が靴の裏に付かないように、土のスペースは極力減らす
気になる目線の箇所にフェンスを取り付けて目隠しになるように…
お家の玄関側には植栽がたっぷりあるので、裏庭は管理がしやすいように本数を減らす。加えて玄関からの眺めを良くし、目隠しにも使用する
お子様が遊びたくなるように日除けを付けたり砂場を造る
などといったご提案をさせて頂きました。
草むしりを減らす方法はいくつかありますが、その中でもI様とお話し、『人工芝より天然芝の方がいい』という事で天然芝を採用しました。
草むしりを無くす5つの方法を動画でまとめております。
I様のお庭のリフォームで拘った事
1.芝生のメンテナンスをしやすくする
まずはI様がどこまで管理がしていけそうかをお伺いしました。
いろは造園「芝生の管理は結構大変で、年間通していろいろとやることがあります。
春先には芝刈だけでなくエアレーションや肥料、目土を入れたりなども必要になりますが、週末のお休みのタイミングに出来そうでしょうか?」
I様「なんとかなると思います。人工芝だとどんなもんでしょうか?」
いろは「人工芝はほとんどメンテナンスが要らなくなります。
その代わり、熱くなるので裸足で歩いたり、耐久性の問題なども出てきます。例えば、芝生は生き物なので枯れる事もありますが、管理をしていけばずっと使えます。
対して人工芝には耐久性が出てきます。」
こちらも動画でまとめております。
上記のようなメンテナンスについてのお話をさせて頂き、最終的に天然芝を採用しました。
ここで拘った事は、天然芝にも種類があるという事です。
今回使用した芝生は通常の高麗芝と違い、TM9という芝生です。
この芝生は年間に通常必要な芝刈りの回数が3分の一で済むという優れものです。
しかし、この芝生にもメリットもデメリットもあります。(詳細は省略)
TM9を張るという事が決定し、芝刈りがしやすくなるように、あるご提案をさせて頂きました。
それがこの写真です。
壁際を全てモルタルで塗り込みました。
なぜこのようにご提案をさせて頂いたかというと、芝生を刈る際に壁際はどうしても手作業になってしまいます。
ハサミで壁際を刈りこむというのはなかなか大変な作業になります。
このように芝とフラットのスペースを確保しておくことで、芝刈り機やハンディバリカンも通しやすくなるわけです。
ちょっとした事ですが、芝を刈りやすくする工夫ですね(^^
また、芝を張る事で靴の裏に泥が付くといった事は解消できます。
芝の枯れた穂が靴の裏に付く事はあるので悪しからず…
2.目隠しにアルミフェンスを使用
続いて目隠しフェンスについてのご提案内容です。
実際にリビングからお庭を拝見させていただき、
いろは「具体的にどこからどういった目線が気になるのでしょうか?」
I様「リビングのソファに座っているときにちょうどいい高さに小窓があって…」
いろは「なるほど…ほんとですね…その向こうにも窓がありますが、あちらの窓は気にならないですか?あと、お庭に出ている時とかの目線は気にしなくてもいいですか?それによりフェンスの高さを変えた方がいいかなと思います。」
I様「そこも実は気になってるんです…お庭からの高さは特に問題ないです。」
いろは「分かりました。では実際に僕が外へ出て高さを出すので、どの辺の高さまであれば目隠しができているかお家の中から見ていてください。」
という流れでフェンスの高さを決定していきました。
フェンスの中にもたくさん種類があり、今回は樹脂フェンスでなくアルミフェンスを採用。
こちらもそれぞれメリットとデメリットがあります。
フェンスの隙間もどれぐらいなら目隠しになるか、木目調か、ステンカラーかなどもお話させて頂き、おすすめの物をご提案させて頂きました。
ビフォー
壁の上にちょうど隣家の窓があり、目線が入る状況でした。
アフター
今回使用したフェンスはYKKapのルシアスフェンスF04という物です。
既存の境界ブロックの上には笠木も付いており、壁の補強の為に控えブロックも付いている状態の為、
長い柱を新たに立ててそこにフェンスの取り付けをしました。
このフェンスは隙間が2cmほどあるのがデメリットにはなりますが、木目のアルミフェンスの中では比較的コストを抑える事が出来ます。
なぜかというと、実はこのフェンス裏面がブラックなんです。
木目の化粧された面が片面だけの為、その分コストを抑えられるという事です。
取付ける箇所にもよりますが、家側に木目の面を向ける事でリビングからの見た目がきれいに見えます。
※この方法を道路の際でやるのは見た目の問題状あまりおすすめしません。
これで、隣家からの目線も入らないようになり、より過ごしやすいお庭となりました。
3.植栽するスペースを絞り込む
I様のお家の玄関側はたっぷりと植栽が入った外構でおしゃれなデザインでした。
玄関側の植木の管理だけでもそこそこな手間がかかりそうです…
お庭のリフォームをされるにあたり、お庭でお子様を遊ばせられるようにという事で、植栽は少し減らすようご提案をさせて頂きました。
植栽箇所はお庭の角に絞り込みました。
このようにする事で、
お子様がのびのびと遊ぶスペースを確保できる
植栽の管理が必要なスペースが絞られる
といった事が得られます。
そして、なぜこのスペースに植栽を持って行ったかという部分にも理由があります。
建物のくぼみがある箇所に小窓があります。この小窓を建物の中から見ると…
こんな感じです。玄関を入ると、このような小窓があり、お庭が見えるようになっています。おしゃれですね~♪
せっかくなのでこの小窓から植栽達がお客様を歓迎してくれるようなデザインにしようという事で決定。
背が低い植物が見えるように石で傾斜を付けて高さを上げました。
高さを上げた事で、玄関からでも小さな植物や石が見えます。
ドウダンツツジ、アナベル、ヤブランなどを手前に植栽。
玄関を開けるとお客様がみんな「お~!おしゃれ~!」と言ってくださると喜んでいただけました。
インテリアのドライフラワーやスワッグもかわいく飾られているので、
更におしゃれに見えますね(^^
メインの木はハウチワカエデ。
右側には、はす向かいのお家との目隠しも兼ねて常緑の木を選択。シマトネリコです。
おすすめの植木なども動画でご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
植栽の根元は全体的にゴロゴロとした割栗石を入れてあります。
その下には防草シートも張っているので雑草が生えてくる心配もありません。
割栗石はおしゃれになりますが、落ち葉掃除がしにくくなるのは少しデメリットになります。
芝生との境目には全て見切り材で区切りを入れてあります。
このようにしておくと、芝生が余計なスペースに伸びていかなくなるので管理がしやすくなります。
植栽のスペースを絞り込み、尚且つ植える位置を計画段階でしっかり考える事で
管理もしやすく、デザイン性も機能性も上げる事が出来ました。
4.お子様がお庭で遊びたくなる仕掛けとは…
最後に、お子様がお庭で沢山遊べるようにというご要望を実現するために拘った事をご紹介します。
そもそも『どのように遊ぶか』によっても異なりますが、男の子か女の子かによっても異なります。
I様のお家は女の子がお二人。可愛すぎました♡
僕もずっとキュンキュンで名前を覚えてくれて僕の事を「ひかちゃん」と呼んでくれていましたw
さて、そのお子様たちが遊べるようにする為に考えた事ですが、お庭に砂場を造るという計画です。
小さいお子様は砂場とプールがあればずっと遊んでくれています。
そして、砂場を造るにあたってI様にご説明させて頂いた内容は、
砂場の大きさについて
猫がくる恐れ
砂場の位置について
砂場をお子様が使わなくなった場合
についてです。
お友達もみんな呼んで遊べるようにされたいという事もあり、比較的大きめのサイズで砂場を造りました。
場所によっては猫の被害にあう事もありますので、この点は注意が必要です。
ブルーシートをかけるなり、何らかの蓋が必要になる事もあります。
砂場の位置についてですが、これは4番の砂場をお子様が使わなくなった場合とも合わせて計画しました。
ウッドデッキがあるので、リビング前に砂場を設置することはスペース的に難しく、
植栽のスペースも玄関前に持っていきたかったため、こちらのスペースに限られてきます。
が、ここがベストポジション!!
なぜかというと、お子様が成長されて砂場を使わなくなった場合、中の砂を土に入れ替えて家庭菜園にするご提案をしておりました。
基本的にリビングからは樹木が見えて、菜園はそこまで見えなくてもいいという事と、
南側に高い建物が無いので日当たり抜群のスペースとなります。
後々の家庭菜園としてもいいスペースになり、お子様が大きくなるまでの間はお庭で遊んでくれるのでこちらも壊す必要なくずっと使用していくことが可能です。
そして、砂場の砂がこぼれても掃除がしやすいように周りはコンクリートで固めました。
手前の防草シートと砂利の箇所に砂がこぼれると、掃除が出来なくなりますからね…
足場も安定しますし、芝生だと枯れてしまう可能性も高まるので、
少し費用がかかっても砂場周りは固める事をお勧めします。
将来は家庭菜園も楽しめて、お子様が小さい間はお友達とみんなで砂場を囲んで遊べて一石二鳥となりました。
お庭のリフォームをされての感想
I様とのご縁はご紹介から始まりました。この度は本当にありがとうございました。
お一人お一人ときちんとお付き合いをしていけるよう心がけて前進していきますので今後ともよろしくお願い致します。
いろは造園では、業者側の自己満足で外構やお庭のリフォームをするのではなく、お住まいの方の大切なお家で、より快適に、なるべく将来困った事が起こらないように過ごして頂くという事を第一に考えております。
I様のお家のように、「施主様がどこまでメンテナンスできるか」を伺いながら、なるべくお住まいになってからの負担を軽減し、尚且つ安全面とデザインを入れていくよう心がけております。
奈良・京都南部で新築外構工事・外構リフォーム・庭のリフォーム・造園工事・雑草対策など外構・お庭でのお困りの事がある方は【いろは造園】までご相談ください。
個別相談は毎月5件まで受付中!
お一人ずつきちんとお時間をお作りさせて頂いております。
個別相談は→こちらから
いろは造園→TOPページ
その他の施工事例→施工事例
Comentários