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奈良でおしゃれなお庭にリフォームした事例をご紹介致します。
今回ご紹介するのは奈良県にお住まいのH様です。
H様が今回のリフォーム工事に至ったキッカケは「庭の草引きが大変」ということと、「お庭が土の状態でお洗濯物が干しにくい」ということでした。
H様はお仕事や子育てでお忙しくされておられ、夏場はお子様を寝かしつけてから、夜にお庭の草引きをされておられたそうです。また、お洗濯物もたくさん干せるようにされたいということで、今回お庭のリフォーム工事に至りました。
H様が抱えられていた問題点
✅ お庭の草引きが大変
✅ 貴重なお休みの日にお子様と過ごしたいが、草引きをしないといけない
✅ 夏の暑い日に子供さんを寝かしつけてから、草引きをされておられた
✅ 雨が降ると庭が毎回ドロドロになる
✅ お庭の水はけが悪い
✅ 駐車場からお庭への階段がなく、出入りがしにくい
✅ 洗濯物が雨で濡れたり、リビングの窓に雨が吹き込む
設計時でのご提案内容
ヒアリングをさせていただくと上記のようなお庭の問題点をお抱えでした。
H様は「せっかくなので少しいい感じのお庭にしたい」ということと、「子供さんと一緒に遊べるようなスペースにしたい」「お洗濯物をたくさん干せるようにしたい」「物置を置くスペースを確保しておきたい」とお考えでした。
H様と具体的にどのようなリフォーム方法で問題点を解消するかということと、H様が後々困らないように将来の事も考えていきながら、3つのパターンをご提案させて頂きました。
最終的に『お花を植えたり土いじりをするお時間はなかなか取れないので花壇などは不要』ということと、『雑草対策をしながら、お洗濯物が干しやすいように地面を固められてはどうか』また、『物置スペースと一番草引きが大変な箇所はコンクリートにされてはどうか』といったお庭のリフォーム方法をご提案をさせていただきました。
具体的にどのような方法でお庭の問題を解決したのか…?
お庭の水はけ、雑草対策、お洗濯物を干しやすいお庭にリフォーム
H様のお庭は全体的に土の状態でした。このままにしているとドンドン草が茂ってきて、虫も増え、ずっと草引きをし続けなければいけないという状況でした。また、お庭の水はけも悪く水たまりが所々にできるという状態でした。
H様は、家とブロック塀の隙間が一番草を引くのが大変という事で、家の横から水道の横までは物置を置くスペースも兼ねてコンクリートにする方法をご提案しました。
全体的に土を掘り、下地を入れた状態です。下地を入れてから転圧という作業をします。なぜ、転圧が必要かというと、地盤を締めるというためです。土の上にそのままコンクリートを打つと地盤沈下の原因になってしまいます。そこで下地を入れてから、転圧をすることで地盤がグッと締まります。締まった地盤の上にコンクリートを打つことでコンクリート自体のひび割れや地盤沈下を軽減することができます。
バチっと締めた状態の上にコンクリートを打ちます。物置を置くスペースはコンクリートを打つことをおススメさせて頂いております。
理由は、物置の裏から草や木が生えてくるといった心配が無くなる事と、物置の前もコンクリートで固めておくことで、足場もよく使い勝手もよくなります。
物置の前が土や砂利の場合、一度土の上に置いた物を物置に入れると物置の中が土だらけになり、物置の腐食につながります。
また、砂利の場合は砂利が物置の扉のレールに噛み、扉が破損するといったことにもなりかねません。
このような理由から物置のスペースはコンクリートを打つことをおすすめさせて頂いております。
家の横手のスペースは防草シートと砂利でリフォームする方法をご提案させて頂きました。
なぜかというと、このスペースは動線上にもならず、比較的草も生えにくいという理由から、この箇所はコストを抑えたリフォーム方法にされて、お庭をおしゃれにする方に予算を回す方法をとりました。
ここで重要なポイントは見切りというレンガです。なぜこのレンガが重要かというと、レンガがある事によって、雨で浮き上がった土が防草シートの上に流れ込むといった事を防げます。防草シートの上に土が乗ってしまうとまた草が生える原因になってしまいますので、こういった状況を防ぐことで、防草シートを張ってからも永く雑草対策が取れます。
この箇所はここに砂利を入れて完成です。
お庭の方は水はけの問題も解消するために、全体的にコンクリート製の平板を張りました。水はけの問題を解消しようと思うと、表面排水という方法をとるのが確実です。
表面排水とは『透水性のない素材で勾配を付けて人為的に水を流していく方法』です。
今回はコンクリート平板に勾配を付けて水たまりが出来ないようにお庭を固めるようなリフォーム方法を取りました。建物側から敷地外側へ勾配をとっております。これで、H様もお洗濯物が干しやすくなり、雑草の対策も水はけの問題も解消しました。
平板から砂利のスペースへ表面排水で雨水を流します。砂利の箇所には防草シートを張っておりますが防草シートは自然に雨水を浸透させてくれます。H様のお家の場合写真右上に排水桝を設置されておられたので、土を整地する時にゆるく会所に向かって勾配をとっておきました。これで、水はけの問題もばっちりです。
また、全面にコンクリート平板を使用すると予算が上がってしまうので、コスト削減の目的と、実際に使用する箇所、動線を考慮して固めてしまう範囲を決めていきました。
シルバーとベージュの平板の組み合わせがシンプルでかっこよくお家の雰囲気にも合います。また、今回は縁に木目の素材を用いた事で締まりも出て更にかっこよくなりました。
平板を敷く際にこのように会所に当たる箇所がどうしても出てきてしまいます。そういった箇所に関しては、平板を丸く加工していきます。これはなかなかの職人技です。
会所の周りを丸くきれいに加工しました。きれいにおさまりました。
今回こだわったポイントは植木を植える位置です。H様と話し合い、緑が全く無いのも少し寂しいのではないかという事で、高木を1本と玄関前の低木をこちらへ移動しました。
常緑の植木を植えましたが、常緑とはいえどパラパラと落ち葉は落ちます。
家の境界いっぱいの位置に植木を植えるとお隣のお家に落ち葉が落ちてしまう可能性もあるので、少し入れ込んだ箇所に植木を植えました。
こういった方法を取ることで植木の落ち葉は全てご自分の敷地内に落ちるので、周りのお家に落ち葉が落ちるといった心配が無くなります。
これで、お庭でお洗濯物を干したり、子供さんと遊んだりもでき、水はけの問題と草引きの問題も解決しました。
リビングに雨が吹き込まないようにテラスを取付ける
リビングに雨が吹き込むということと、お洗濯物が雨に濡れるということで、テラスを付けられてはどうかとご提案させていただきました。
テラスを取付ける為に、一度ウッドデッキを一部解体しております。テラスの柱を地面に埋め込んで立てるためです。
柱を立ててから、デッキを原状回復していきます。柱の周りはデッキ材を加工しました。
テラスを組んでいきます。屋根が付くと少し安心感が出ますね♪
テラスが完成しました。竿掛けも付けたのでたくさんお洗濯物を干せるようになりました。
これで急な雨でお洗濯物が濡れてやり直しになるといったことも無くなりますね!また、リビングの窓を覆ってしまうように屋根を付けたので、雨の日でも窓を開けて風を入れることが出来るようになりました。
駐車場から庭へ出入りしやすいようにリフォーム
駐車場からお庭への出入りの際、今までは階段がありませんでした。最初にお伺いした時にご主人様がお子様を抱っこして「よっこいしょ」と上がられているのを見て、「これは毎回出入りの際危険なのでは…」ということで階段を作られてはどうかとご提案させて頂きました。
後付けで作った階段だという事が分かりにくいように、周りに使ってあるブロックと同じブロックで階段を作りました。
これで、H様が抱えられていた問題点を解消することが出来ました。
お客様の声・感想
H様から頂いたお声
西原さんは他業者さんとは異なり、顧客の声を第一に考え、納得いくまで話し合いをする事で信頼できる造園業者だと思いました。
仕上がり具合については、大変きれいに仕上げてくださって満足しています。
ウッドデッキも初めから頼んでおけば良かったと思いました。
庭をコンクリートにする事で草抜きをしなくていいのが一番嬉しいですし、オシャレで理想通りの仕上がりです。今後庭でバーベキュー等をして有効に活用していきたいと思います。
というお声を頂きました。
H様と最初お会いした時のご夫婦の笑顔がすごく印象的で今でも覚えています。おうちもおしゃれにされておられたので、問題の解消もしつつ、建物との雰囲気とご予算に合ったデザインを考えるのがなかなか難しかったですが、結果的にお困り事は全て解消させる事もでき、デザインも気に入っていただき、思っていた以上に良い物が出来たと私も感じております。
ご近所さんや、お母さまからもお声がけいただき嬉しかったです。
また、何かお困りの事があればいつでもお声がけください♪
お子様の成長も楽しみにしております。
奈良で新築外構工事・外構リフォーム・庭のリフォーム・造園工事・雑草対策など外構・お庭でのお困りの事がある方は【いろは造園】までご相談ください。
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