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奈良県で新築外構工事と雑草対策の事例をご紹介します。今回は奈良県にお住まいのM様の外構事例です。
M様はハウスメーカーさんで建築中にホームぺージで弊社を知って頂き、新築の外構工事のお問い合わせいただきました。
M様は今回の新築外構工事で最初は「最低限の外構だけでいい」とおっしゃっておられました。いろいろとM様のお話を伺い、弊社での施工事例も見て頂きながら、M様と「最低限の新築外構でも行けますが、少しプラスしてこんな事もできます」などアドバイスをさせて頂きながらM様と新築外構のプランを考えていきました。
その後、建築中の敷地全体と周りの環境などを見させていただき、今回の新築外構工事に至りました。
M様の新築外構で拘った点
今回、M様のお家の現場状況やM様のお家の新築外構工事で拘った点がいくつかあります。
①アプローチの造作
②フェンスの高さ
③建物の外周部分の処理
の3点です。
具体的に見ていきましょう。
ミッション1.アプローチの造作について
M様は最初「最低限の新築外構でお願いします」という事でした。
最低限の新築外構といっても方法はたくさんあり、利便性にも絡んできます。
M様との打ち合わせで、最低限の新築外構となると、玄関まで全てコンクリートや砂利で施工という案も考えさせていただきました。
ですが、M様のお家は道路の突き当りに立っており、玄関は道路面に向いているわけではありません。
コンクリートだけで施工することも可能ですが、その状況にアプローチの素材がコンクリートのみとなると、通路のメリハリがなくなり、駐車場を歩いて玄関まで向かうイメージになります。また、玄関が横を向いているので、入り口を指し示すものが全くなくなってしまいまとまりが無くなってしまいます。
またデザイン的にもせっかくのおしゃれなお家が建売のような印象になりかねないということもあります。
そこで、M様に上記のようなアドバイスをさせて頂き、「アプローチを作った場合」と「アプローチを作らなかった場合」の金額の差をお出しさせて頂き、弊社からは各メリットとデメリットをお話しし、それならばという事でアプローチを作る方向で新築外構工事のプランがまとまりました。
アプローチの素材を少し変化させることで、「ここを歩いて玄関まで入ってくださいね」と示す物も出来、またデザイン的にも印象がぐっと変わります。
今回はピンコロ石で縁取りし、洗い出しでアプローチを施工しました。
コンクリートより多少ご予算は上がりますが、このように新築の外構工事でアプローチを作る事で見た目の印象がぐっと変わります。
また、土だけの状態であれば、靴の裏がドロドロになり、玄関までドロドロになります。
アプローチにはそういった事を防ぐ役割もあります。
ミッション2.フェンスの高さについて
M様のお家の奥には電車の線路があります。写真のような状態のままでは、すぐに線路に立ち入ってしまえるような状況です。
M様にはまだ小さなお子様がおいでで、男の子となると、少し大きくなれば気付かないうちに線路側に降りたりなどといったことも考えられます。
M様とも話し合い、新築外構の段階で安全面も考えて一般的なフェンスの高さより少し上げておく方がいいのではないかというお話でまとまりました。
写真では分かりにくいですが、電車の線路に面している外周部分には高さ1mのフェンスを使用しました。M様のお家のような状況の場合、一般的には80cmのフェンスを使用しますが、80cmのフェンスであれば、お子様が少し成長されたら、ブロックの上に乗ってまたいで向こう側に行く事も容易です。
それが1mのフェンスになると、大人でもフェンスをまたぎにくくなるので安全面が確保できます。
こちらについても、ご予算の差額をお出しさせて頂き、「最低限の新築外構で…」とおっしゃっておられましたが、安全面を確保するように考えました。
図面上だけのお話でなく、現場状況やお家の周りの環境を知った上でのプランニングも重要です。
これで、お子様が容易に線路側に入ることは出来なくなったので、万が一お子様から目を離してしまっても敷地内で遊んでくれていると考えると安心です。
また、線路側ではない方向に関してはコストを抑える為に、80cmのフェンスを使用しました。1mのフェンスと段差は出来てしましますが、ここは安全面に絡んでこない場所なので、コストを落としてアプローチの造作や外周部分の外構工事に少しでもご予算を回せるように設計しました。
ミッション3.外周部分の処理について
M様のお家ではリビングの前にお庭のスペースがあり、外周部分については人が通れるぐらいのスペースでした。
バックヤードスペースなので、他のお家ではごみ箱を置いたり、物置を置いたり、自転車を置いたりというスペースになることもあります。
M様と他のお家の事例なども見ながら、特にこのスペースを使うことはないという事でした。
こちらも「最低限の新築外構」でいくと、多くの場合、真砂土で整地された状態での仕上げになります。
真砂土の状態でお過ごしいただく事も可能ですが、数年経つと建物の周りが草だらけになってしまいます。
そこで、M様に真砂土で仕上げて初期費用を抑えるか、数年先の事まで考えた上で最初から雑草対策をしておくかの2パターンをご提案させていただきました。
駐車場奥(リビング窓の前)のスペースから外周部分まで全面防草シートを張って雑草対策をしました。
こちらのスペース(リビング窓の前)の使い方もM様と話し合い、植木を植えたり、草花をいじったり、お子様の砂場を作ったりなどはされないか伺い決めていきました。
植木や草花は管理が出来ないからいらないという事でしたので、それならば雑草の対策だけしておいた方がいいのではとご提案させていただきました。
防草シートを敷いてから砂利を入れました。
これで、M様のお家からは土のスペースがほとんどなくなりました。土いじりをされるかどうかで雑草対策の範囲などもM様と一緒に決めていきました。
今回はとにかく管理がいらないように新築外構工事を設計しました。
実際にお住まいになられてから、草がボーボーになって真夏の暑い日に、草引きとお仕事と子育て…少しでもM様の日常のご負担を軽減できるように考えました。
本来、造園屋としては、「植木を植えてなんぼ」という造園屋さんも多いですが、落ち葉掃除や剪定の依頼など日常のメンテナンスは施主様がすることになります。
いろは造園では、業者側の自己満足で外構を作り上げるのではなく、お住まいの方の大切なお家で、より快適に、なるべく将来困った事が起こらないように過ごして頂くという事を第一に考えております。
M様のお家のように、「施主様がどこまでメンテナンスできるか」を伺いながら、なるべくお住まいになってからの負担を軽減し、尚且つ安全面とデザインを入れていくよう心がけております。
実際に奈良で新築外構工事をされての感想
実際に頂いたお声↓
初めは"最低限の外構"としか考えていなかった(結局は最低限でしたが…)けど、しっかりした打ち合わせで単なる最低限の外構ではなく、1つの立派な外構という物に私たちの中では変わりました。
他業者と比較して私たちは西原さんの提案力とプレゼン力に魅力があると思いました!!
たとえ小さい外構の悩みでも受け止めてくれる安心性と信頼性も素晴らしいと思います。
また職人さんの仕事ぶりもとても良く丁寧さに感心しています。
長いようで短い外構工事…お世話になりました。
又何かあれば相談させてくださいね(^^♪
というお声を頂きました。
ご新築で何かとバタバタお忙しくなれている中で、多くの場合、最後の締めが外構工事の打ち合わせになります。M様本当にお疲れ様でございました。
そして、このようなご縁を頂き、喜んで頂けたことに「いろは造園」としてのやりがいや、私自身の生き甲斐にも繋がっております。
M様のようなお客様に支えられ、もっともっとお客様の立場にたって物事を考え、進めていけるように精進して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
またお子様の成長を楽しみにお伺いさせていただきますね(^^♪
この度はありがとうございました。
奈良・京都南部で新築外構工事・外構リフォーム・庭のリフォーム・造園工事・雑草対策など外構・お庭でのお困りの事がある方は【いろは造園】までご相談ください。
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