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フェンスで目隠しをしたお庭のリフォーム事例をご紹介致します。今回ご紹介するのは奈良県にお住まいのN様です。N様とは弊社のお客様のN様(ご兄弟様)にご紹介頂きご縁を頂きました。N様が今回のお庭のリフォーム工事に至ったキッカケは「お隣との境界のブロック塀が汚れていて、庭も丸見え」という事と、「庭の草引きが大変」ということでした。玄関前ということもあり常に見えるスペースなので、草が生えてきては抜いたり除草剤を撒かれたりという繰り返しでした。お子様もこれからお生まれになられるということもあり、除草剤を使わないようにしたいという事もありました。週末に草引きをされてもまた来週には草が生えてきていて草引きをしないといけないという事もあり今回のお庭のリフォームに至りました。N様と現状のお悩み事に対してどのような対策を取っていくかご提案しながら話し合い、一緒に考えていきました。
N様が日常からお悩みだった状況とは…
1.お隣からN様のお家のお庭が丸見えになっていた
2.境界ブロックはあるがフェンスがないので締まりがない
3.ブロック塀が汚れていて見た目がよくない
4.お庭の草引きが大変で抜いてもきりがない
5.お子様の為に除草剤を使用するのをやめたい
などといったことがありました。境界ブロックはお隣と折半で付けておられました。N様とお隣の両方が所有しているという少し前の外構の状況です。お隣がお車に乗られる度にN様のお家のお庭も丸見えになります。ブロックで境界は明確に出ていますが、見た目としてははっきりと分かりにくいという事もあり、締まりがないということもありました。
お庭のスペースについては週末に草を引かれては、また翌週に草引きをしないといけないぐらい草が生えてくるということもあり、N様は除草剤を使用されておられました。これからお子様もお生まれになられるという事もあり、お子様が除草剤を撒いた土をいじって口にでもしたら大変です。N様に上記の様なお話を伺いお悩みだった状況を改善する為、ご提案させて頂きました。
設計時でのご提案内容
境界ブロックの上にフェンスを取付ける事はもちろん可能ですが、N様のお家のブロック塀は折半の物になるので、N様とお隣両方の持ち物となります。その上にN様のフェンスを取付けると後々お隣との話がややこしくなるという事もあります。また、ブロック塀が傷んできているという事もあり、お隣と一緒にやり替えるという案も考えました。N様と話し合い念のためお隣様とも話し合いましたが、今回はブロック塀はそのままでいくというお話になりました。この機会に念のためお話をしておくことで、後でやり替える時に二度手間も防ぐことができました。
ブロック塀はそのままでいくという事がはっきりとしたので、ご提案の内容がまとまってきました。N様はブロック塀の汚れも一緒に気にされておられたので、塀自体を隠してしまってお隣との目隠しも取付けられてはどうかとご提案させていただきました。
お庭に関しては、除草剤はやはり危険という事もあり、除草剤を使用しなくていいように雑草対策をするご提案をさせていただきました。歩きやすいように裏庭に繋がる苑路を作り水道の周りは石でおしゃれに固めるようご提案させていただきました。
N様のお庭の具体的な解決法とは…
ミッション1.フェンスで目隠しと汚れたブロック塀を隠す
今回は折半のブロック塀は現状のままにしておいてN様側で新しくフェンスを取付けていきます。そうすることで確実にN様の所有物という事がはっきりします。また、同時にフェンスでブロック塀を隠すことが出来ます。フェンスの基礎の穴を掘った状態です。
ここに柱を立て込んでいきます。今回は木目のフェンスを使用します。柱も木目にしました。根元はモルタルで固めてしまいます。
この柱に木目のフェンスを打ち込んで留めていきます。今回は樹脂製のフェンスを使用しました。木目のフェンスの中では、樹脂製の方がアルミ製よりも費用が抑える事ができます。メリットもデメリットもあります。(お役立ち情報にてまたご紹介致します)
これで、丸見えだった状態が目隠しにもなり、敷地に締まりも出たのでお家のグレードがグッと上がりました。
ここで工夫した点は、お隣との境界部分に目隠しフェンスを取付けたという事もあり、フェンスの取付けは花壇の際までにしました。(上記写真の右側)
なぜこのようにしたかと言いますと、お隣はこの箇所に駐車場があり、道路の際までフェンスを取付けると出入りの際に見通しが悪くなってしまいます。実質的にはお隣の事ですが、N様側で配慮しておくこともご近所付き合いの一環にもなりますので、このようにご提案と取付をしました。
汚れたブロック塀もほぼ見えなくなり、目線も塞ぐという一石二鳥の方法となりました。木目のフェンスがお庭の雰囲気をナチュラルに優しく仕切ってくれます。
ミッション2.お子様の為に除草剤を使用せず雑草対策…
N様は草引きをされつつ、除草剤も使用されておられました。お子様や犬がいるお家は除草剤の使用は避ける方がよいです。しかしながら、草を引き続けるのは本当に大変です。N様のお庭は玄関周りということもあり、使い勝手のいいようにナチュラルに可愛く仕上げました。
玄関から繋がる苑路です。木に見えるコンクリート製の平板を使用しました。近くで見ても本物の木に見えます。天然木を使用すると腐ってきてシロアリの原因にもなります。コンクリート製の場合はシロアリなどはこないので安心です。会所の周りも丸く加工して合わせました。
苑路が出来上がりました。玄関のすぐ横には奥様がお花を植えたりできるようにレンガで花壇を作りました。全面砂利にすると歩きにくくなるので、苑路を作っておくことで歩きやすく見た目もナチュラルでいい感じになります。木目フェンスとも相性が良く、周りの素材との組み合わせで印象も変わります。
苑路の内側は全て乱張りで固めてしまいました。こうすることで水道を使う時にどこに立っても安定するのでどこからでも使いやすくなります。ただおしゃれにするだけでなく使い勝手を考えておくことで実際に使う時に便利になります。
石はこのように機械を使いながら一つひとつ合わせてパズルのように加工していきます。手間はかかりますが外構は一度作ると早々やり替えるという事も無いので、コストダウンの事だけを考えずにどれぐらい金額の差が出るかというご提案もお客様にとっては非常に大事な事となります。数万円で素材のグレードを変えられるという事もあります。プランナーの考え方やご提案次第であなたのおうちのグレードも変わります。
これで、歩きやすく、水道が使いやすく雑草対策をする事ができました。除草剤も使用しなくてよくなりました。
ミッション3.その他の箇所の雑草対策
水道周り以外の箇所については雑草対策で防草シートを張り化粧砂利を使用しました。
写真では見えませんが砂利の下には防草シートが張ってあります。N様のお家は北側の玄関ですので光が当たりにくい分、薄いピンクで明るくなるように仕上げました。お仕事に行かれる時も見える箇所なので、明るいと気持ちも明るくなりやる気が出てきますね!
これで雑草対策はばっちりで、除草剤は一切使わなくてもよいお庭が出来上がりました。
これからお子様もお生まれになられるということもあり、シーズンごとにお花を植え替えるとなるとご負担にもなりかねないので、花壇はあまり手入れがいらない低木類を植えました。お花類は玄関横のレンガ花壇で楽しんでいただけます。
N様からのお声・完成して暮らしてみての感想
とN様からお声を頂きました。今回は以前工事をさせていただいたN様の妹様ご夫婦からのご紹介でこのようなご縁をいただきありがとうございました。今までは草引きで大変だった時間がこれからは生まれてくるお子様とのお時間に使えるようにもなりますね!目隠しフェンスもいい感じに仕上がりお庭も全体的にかわいくなり、雑草対策までできているので良かったです。また何かお困りの事がございましたら遠慮なくおっしゃってくださいませ。
N様この度はありがとうございました!
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